データ通信の容量は多い方がよいという需要が増えてきているようで、格安SIM業者の中には大容量プランを新たに設けているところもある。20GB以上のプランを提供しているところを比較してみた。
20GB以上プラン料金比較表
プラン | 20GB | 25GB | 30GB | 40GB | 50GB |
U-mobile | 2,380円 | ||||
DMMモバイル | 3,980円 | ||||
mineo | 3,980円 | 5,900円 | |||
楽天モバイル | 4,050円 | 5,450円 | |||
OCNモバイルONE | 4,150円 | 6,050円 | |||
DTI SIM | 4,850円 | ||||
エキサイトモバイル | 3,980円 | 5,980円 | 7,980円 | 10,180円 | |
FREETEL | 4,870円 | 6,980円 | 9,400円 | 11,800円 |
表示価格はデータ専用SIMで、音声通話SIMにすると+700円。U-mobileの場合は+500円。
オプションで追加できるIIJmio
IIJmioの場合は基本になるプランに、オプションとして追加するタイプなので比較表には記載しなかった。20GBだと+3,100円、30GBだと+5,000円の追加料金となる。例えば、データ通信専用の3GBミニマムスタートプランが900円。それに20GB追加すると、23GBで4,000円ということになる。
プラン | 20GB +3,100円 |
30GB +5,000円 |
20GB+30GB 8,100円 |
3GB 900円 |
23GB 4,000円 |
33GB 5,900円 |
53GB 9,000円 |
6GB 1,520円 |
26GB 4,620円 |
36GB 6,520円 |
56GB 9,620円 |
10GB 2,560円 |
30GB 5,660円 |
40GB 7,560円 |
60GB 10,660円 |
20GBと30GBのオプションを同時に申し込んで+50GBにすることも可能。基本となるプランとオプションの組み合わせによって、IIJmioが一番安くなる。30GB以上の大容量がほしいならIIJmioのオプションがおすすめだ。
20GBならU-mobile(25GB)がおすすめ
20GBで比較してみると、25GBのU-mobileの方が安い。25GBでも2,380円の激安料金で、音声通話SIMにした場合では2,880円と圧倒的に安くなる。音声通話SIMは各社+700円となるが、U-mobileは+500円と200円安い。
しかし、安いのにはそれなりに理由がある。U-mobileのデメリットとして、余ったデータの繰り越しができないことだ。このページで取り上げている他の格安SIMでは、どこも余ったデータの繰り越しができる。毎月20GB以上使い切るという人ならU-mobileはおすすめ。
30GB以上ならIIJmioがおすすめ
30GB以上のプランで比較してみると、IIJmioのオプションを利用した方が安く済む。通信の安定性でも評判がよく、大容量プランの格安SIMでは一番おすすめ。追加SIMを最大10枚まで増やせるという特徴もあり、家族全員で大容量をシェアするのもよさそうだ。
無制限と大容量はどちらがよいか
大容量プランよりも無制限のSIMを契約する方が安く、比較対象にしている人も多いのではないだろうか。無制限のSIMだと料金が安く済むけれど、あまり速度が出ないことが多く、快適に使いたいなら大容量プランになるだろう。
BIGLOBEのエンタメフリーと比較すると
YouTubeばかり観るなど使い方によっては、BIGLOBEのエンタメフリーオプションがおすすめになる。もし月のデータ通信量を使い切ってしまっても、エンタメフリーのサービス範囲内の使用は問題ないという特徴がある。高画質での視聴が必要なければ、大容量プランを契約する必要はないかもしれない。
まとめ
余ったデータ容量を繰り越せなくても良いなら、U-mobileの25GBはかなり安くおすすめ。30GB以上の大容量プランになるとIIJmioのデータオプションが一番安く済む。無制限プランやカウントフリーという選択肢もあるけれど、快適に使いたいなら大容量プランが良いだろう。
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