格安SIMのBIGLOBEでは、YouTubeや音楽ストリーミングサービスが使い放題となるエンタメフリー・オプションを提供している。これなら大容量プランを契約しなくても、スマホの月額料金をかなり抑えられそうだ。
エンタメフリー・オプションの対象サービス
エンタメフリー・オプションを使うことで、対象サービスが高速データ通信にカウントされなくなり、料金を気にすることなく好きなだけ楽しめる。
対象となるサービスは(2017年5月22日現在)
- YouTube
- Google Play Music
- Apple Music
- AbemaTV
- Spotify
- AWA
- radiko.jp
今後、これ以外のサービスも追加予定だそうだ。
エンタメフリー・オプションの料金
エンタメフリー・オプションはその名の通り、オプションで追加するサービスとなる。
- 音声通話SIMの場合 +月額480円(税別)
- データ通信SIMの場合 +月額980円(税別)
- データ通信SIM(SMS機能付)の場合 +月額980円(税別)
3GB以上のプランから利用可能で、シェアプランでもSIM毎に申し込むことができる。音声通話SIMでは、たったの480円という激安価格で利用できてしまうのがスゴイ。
エンタメフリー・オプションを追加した時のプラン料金
プラン | データ通信 | データ通信 SMS機能付 |
音声通話 |
3GB | 1,880円 | 2,000円 | 2,080円 |
6GB | 2,430円 | 2,550円 | 2,630円 |
12GB | 3,680円 | 3,800円 | 3,880円 |
20GB | 5,480円 | 5,600円 | 5,680円 |
30GB | 7,730円 | 7,850円 | 7,930円 |
音声通話SIMには1GBプランもあるが、エンタメフリー・オプションの追加は3GB以上のプランになるので掲載していない。
表にして比べてみると、データ通信と音声通話の料金の差が200円しかないのが分かる。エンタメフリー・オプションを利用するなら、電話をそんなにしない人でも音声通話SIMの選択もアリだ。
シェアSIMを家族で使えば安くなる
シェアSIMは4枚まで追加することが可能で、最大5人家族で利用できる。
- データ通信SIM +月額200円/1枚
- データ通信SIM(SMS機能付) +月額320円/1枚
- 音声通話SIM +月額900円/1枚
よく聞く話で、子供がYouTubeをたくさん見てしまい、通信制限に毎月かかってしまうという家庭にはエンタメフリー・オプションがかなり有効。子供が使う端末のSIMにエンタメフリー・オプションを追加しておけば、どれだけ見ても通信制限になることがなく月末に使えないなんてことがなくなる。データ容量も抑えることができ、大容量プランを契約する必要もない。仮に通信制限がかかってしまったとしても、エンタメフリー・オプションを使っている端末では対象サービスは通常利用ができるそうだ。使い方にもよるけれど、家族全員で6GBプランで足りてしまうかもしれない。
ただしデメリットとして、シェアSIMを一枚追加するごとに、初期費用として手数料が3,394円(税別)かかる。初期費用は金額が多くなるけれど、トータルではかなり安くなると思う。利用開始月の月額利用料はかからないのも良心的。
3日間の通信速度制限もない
BIGLOBEでは、直近72時間(3日間)の送受信の通信量合計に対しての通信速度制限は設けていない。エンタメフリー・オプションも同様に制限はなく、使い放題となる。
エンタメフリー機能を利用されている他のお客さまのご迷惑となるような、大容量のデータの長時間の通信を行った場合に、一時的に通信を制限する場合があります。
と注意書きはあるが、BIGLOBEに聞いてみたところ、よほどの使い方でない限り大丈夫だという。また、YouTubeのアプリに対して速度を制限したりしているのか聞いてみたところ、そんなこともしていないという。スマートフォンの視聴を対象としているため高画質ではないが、電波状況が正常なところならストレスなく視聴できるだろう。
まとめ
エンタメフリー・オプションは、音声通話SIMなら+480円という格安価格で、音楽や動画をたっぷり楽しむことができる。大容量プランを契約している人や、毎月容量を使い切ってしまう人など、BIGLOBE SIMにすればスマホ料金をかなり抑えられるかもしれない。
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