大容量バッテリー搭載したスマホ「RAIJIN 雷神」の使用感

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FREETELの「RAIJIN 雷神」は、一般的なスマホの2倍以上にもなる5,000mAhの大容量バッテリーを搭載している。これだけ多いと、逆に1日で使い切る方が難しいかも。

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「RAIJIN 雷神」の外観レビュー

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ディスプレイは、明るさに優れたIPSディスプレイを採用していて色彩は鮮やか。大画面の5.5インチ(1920×1080)で、片手で操作するのは難しいサイズ。

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端末下部にはハードウェアキーが配置されていて、タッチすると光るタイプで普段は消えている。これが慣れないと少し使いずらい。Priori 4のアップデートでナビゲーションバーの表示ができるようになっていたので、今後「RAIJIN 雷神」も対応するしてくれるかも。

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カラーはマットネイビーで写真だと明るく見えるが、実際の見た目はもう少し暗い色。艶消しのボディはすべり止めになり手によくなじむ。大きいスマホでも落としにくいと思う。中央上部の丸は指紋認証、自分の人差し指では反応が悪く使うことをあきらめた。

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上部にはイヤホンジャックと、今どきのスマホには珍しくストラップホールが付いている。

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下部にはスピーカーとマイク、USB Type-C規格の外部入出力端子。この規格だと充電の時に向きを気にせずに挿せるのでとても便利。この写真だと、大容量バッテリーを搭載しているせいか、背面が少し盛り上がっているのが分かるだろうか。

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右側面には音量ボタンと電源ボタン。フレームは「REI 麗」と同じデザインだが、ディスプレイ側には違いがある。丸みがあった「REI 麗」と違い、「RAIJIN 雷神」は平らで保護フィルムがしっかり張り付いてくれそう。

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左側面はSIMスロットがあり、microSIMとnanoSIMの2スロット。nanoSIMを使ってしまうと、microSDカードで外部ストレージの拡張ができない。

DSDSの同時待ち受けは超便利

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「RAIJIN 雷神」はDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応していて2枚のSIMで同時待ち受けができる。SIMスロット1にドコモのガラケーSIMを入れ、SIMスロット2にDMMmobileのデータ通信専用SIMを入れて使ってみた。電話の着信はドコモで、データ通信はDMMと超便利に使えている。2年縛りの契約期間があと少し残っているというときもうまくやりくりできそうだし、仕事とプライベートで2台持っていたのを1台にするということも可能だ。

FOMAの電話番号と別のデータSIMをRAIJINで同時に使う
2枚のSIMを同時に使うことができるFREETELの「RAIJIN」で、ガラケーで使っていた電話番号が使えないか試してみた。データ通信は別のSIMを使うことで、2台持ちを解消することができそうだ。FOMAのSIMを入れてみたSIMスロット1...

電池持ちはどのくらいか

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5,000mAhの大容量バッテリーを搭載していて、約24日間連続待ち受けができると公式ページに記載がある。計測は4G接続かつ安定した電波環境下で行っているため、実際にそこまで持つとは期待しないほうがいい。

メールチェックや少しだけ調べ物をするような使い方で試してみると、5日間ぐらいは持ってくれた。一般的なスマホだと残り50%を切ったら充電しなきゃと思うけど、そこから2日ぐらい持ってしまう。ただし画面が点いているときにはそれなりに消費していく。映像コンテンツやゲームをよくやる人でも、就寝時に充電するだけでモバイルバッテリーがいらなくなるかも。

※自分の使用環境で、スリープにならずに動き続けていたことが何度かあった。電力消費が激しく感じたら、一度再起動してみると直るので試してみると良い。

FREETEL UIが進化している

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「REI 麗」から導入されているFREETEL UIは、どんどん機能が追加され便利になっていた。スワイプアップランチャーの並び替えをすると、デフォルトでは隠れているアイコンが表示される。色を反転という機能もあり、タップするだけで白が黒に黒が白になる。これが有効だと電気の消えている暗い部屋でも目に優しい。

画面の撮影機能も追加されていて、録画や切取などが気軽できるようにもなっていた。移動可能なランチャーFREETEL Keyでも、ショートカットで便利に使える。「KIWAMI 極2」と使い方は同じなので以下の記事も参考に

「KIWAMI 極 2」の移動可能なランチャーFREETEL Key
「KIWAMI極2」から採用されたFREETELUI2.0では、新しくFREETELKeyという機能が搭載されている。起動ポイントを自分の好きなところに設置でき、スワイプアップランチャーよりも使いやすいかもしれない。FREETELKeyを設...

ブルーライトカット機能が標準搭載

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設定のディスプレイ→Mira Visionの機能で、目の保護ができるブルーライトディフェンダーが備わっている。スライドバーを動かすことにより、ブルーライトカットのパーセンテージを自由に変更できるのも便利だ。1つ注意があり、再起動をするとなぜかオフになってしまうので、毎回切り替える手間がある。アップデートで改善されることを期待したい。

マルチウィンドウを試してみる

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Android7.0から、2つのタスクを同時にディスプレイに表示するマルチウィンドウができるようになった。やり方はハードウェアキーですべてのタスクを開き、分割したいタスクをタッチしながら画面上部まで引っ張っていくだけ。一見便利そうに見える機能だけれど、スマホの画面サイズでは小さすぎてあまり使わないかもしれない。

「RAIJIN 雷神」の残念なところ

5,000mAhの大容量バッテリーを搭載している分、重量が183gと一般的なスマホよりも重く厚みがある。逆に大容量のわりに軽くて薄く仕上がってはいる。慣れてしまえばそれほど重さは気にならないれど、若干の重さは覚悟した方がいい。それと不具合が多いのが難点で、改善のアップデートが遅れている。購入を検討している人は、それを覚悟で購入するか、アップデートされるまで待ってからの方が良いだろう。

「RAIJIN 雷神」の使いづらいところや不具合など
FREETELの「RAIJIN雷神」をしばらく使ってみて、使いづらいところや不具合などいくつかあった。今後のアップデートで改善されることを期待したい。指紋認証の感度にクセがある「RAIJIN雷神」の指紋センサーは背面の上部に位置しているため...

まとめ

少し重いがデザインは良い。艶消しのボディは手になじみ持ちやすく落下防止になる。電池持ちが良いのが魅力だけれど、個人的にはそこまで大容量は必要ではなく、薄くて軽い方が良いかも。しかし大容量バッテリーとFREETELオリジナルの機能がたくさんあり、他社のスマホとの差別化がされている。今持っているスマホの電池持ちに不満があるなら検討してみてはどうだろう。

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