Priori 3Sよりも性能が良くなって、さらに価格も安くなった「Priori 4」。FREETEL UIが搭載されてかなり使いやすく、初めてのスマホにも最適な格安スマホの決定版だ。
「Priori 4」の外観レビュー
Priori 3Sよりも若干大きくなった「Priori 4」だが、実際に比べてみないとそれほど違いは感じない。4000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、初めて持つという人は少し重たく感じるだろう。
端末上部にはオーディオジャックのみ。カメラレンズの下にはフラッシュライト、上にはシルバーの飾り?が付いている。少しだけ浮いているのでカメラレンズの保護にもなるのかもしれない。
背面下部、FREETELロゴの下にはスピーカーがある。前モデルのPriori 3やPriori 3Sも、このタイプのスピーカーで変わっていない。
端末下部には充電端子は左側寄せ、その隣にある小さな穴はマイク。背面カバーを開けてみると中央にスピーカーが配置してあり、それを避けているからのようだ。
端末右側には音量調節ボタンと電源ボタン。Priori 3の時は使っていくうちにシルバーがはげてきたので、シンプルで良くなった。また反対の端末左側には何もない。
ホームボタンや戻るボタンは、操作すると一定時間点灯する仕組みで通常は消えている。FREETEL UI設定のハードウェアキーにて、キーの割り当てを変更することもできる。
6色の着せ替えカバーが付いている
「Priori 4」には6色のバックカバーが付いてくるので、気分により自由に着せ替えることができる。購入時にカラーを選ぶ必要がないというのもメリットだ。ただし質感が違い、初めから付いているマットブラックだけ滑りづらく手になじむ。他5色のカバーは、ツルツルしているので落としやすいかもしれない。着せ替えて使うなら、純正のフレキシブルケースを使うことをおすすめする。
FREETEL UIが搭載され使いやすくなった
REI麗やKIWAMI極2で導入されているFREETEL UIが、「Priori 4」でも使えるようになった。少し違うのは、指紋認証もできるFREETELボタンを搭載していないので、ナビゲーションバーのところがハードウェアキーにの設定になっている。また、スワイプアップランチャーに通知を非表示というのも追加されていて、機能もどんどん進化している。こんな安い端末でも同じ機能が使えるのはうれしい。FREETEL Keyの使い方はKIWAMI極2の記事を参考に。

SIMスロットとSDカードスロットが別
Priori 3Sの時にはデュアルSIMでも1つのスロットがSDカードと一緒だった。「Priori 4」では別々に入るようになったので、SDカードが使えないなんてことがなくなる、これはうれしい改善だ。左側のSIM1がmicroSM、右側のSIM2がnanoSIM、その下にmicroSDカードスロットとなっている。
通知LEDランプが付くようになった
通知用のLEDランプは普通に搭載されているものだが、Priori 3Sではそれがなかった。充電しているときも画面を点灯させないと確認できないのが不便だったので、この改善もうれしい。細かいことだけれど、いろんな面で「Priori 4」のほうが使いやすくなっている。
Android 7.0 Nougatにアップデート予定
マルチウィンドウや電池もちの改善など、スマートフォンの性能をさらに高める 「Android 7.0 Nougat」に更新予定です。
Priori 3Sでデザリングを試してみたときにかなりの長時間使えることが分かった。それと同じバッテリー容量がある「Priori 4」は、Android 7.0 Nougatにバージョンアップする予定で、さらに電池持ちがよくなるのかもしれないと期待ができる。

初期設定から変更すること
「Priori 4」では初期設定からほとんど変更することなく使える。もしガラケーから初めてスマホに変えるという人の場合には、キーボードの設定を変えてみるのも良いかもしれない。設定→言語と入力→Google日本語入力→キーボードレイアウト→入力スタイルをケータイ打ちに変えると、子音がなくなり母音だけの表示になりスッキリする。その他にもデータ使用量のサイクルを変えたり、Chromeのデータセーバーをオンにしたりすると便利なので、KIWAMI極2の記事を参考に。

ポケモンGO専用機としても最適
ポケモンGOの人気は一時よりはなくなっているけれど、年配の人の方がやっているというのをよく聞く。「Priori 4」は安いのにジャイロセンサーを搭載しているし、電池持ちも良いのでポケモンGOをやるには最適なスマホだ。ガラケーでポケモンGOをやりたくてもできなかったという人が乗り換えるスマホとしてもおすすめ。

「Priori 4」のデメリット
「Priori 4」はお値段以上の格安スマホで、スマホデビューをする人にもおすすめだ。あえてデメリットを上げるとするなら、一般的なスマホよりも重たくて厚みがある。これは4000mAhの大容量バッテリーを搭載していて、電池持ちを優先しているからだろう。ガラケーからスマホに乗り換えた人だと得に電池の消費が気になると思うので、これをメリットと取るかデメリットと取るかは使う人次第にはなる。
「Priori 4」はこんな人におすすめ
逆におすすめしないのは、3Dなど処理の多いゲームをガンガンやる人や、防水やおサイフケータイ機能が欲しい人には向かない。
まとめ
「Priori 4」は、価格が安くてもFREETEL UIなどの機能があり、かなり使いやすくなっている。また大容量のバッテリーを搭載しているため、一般的なスマホよりも重くて厚みはあるけれど、その分電池持ちが良く安心して使える格安スマホだ。
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