「KIWAMI 極 2」から採用されたFREETEL UI 2.0では、新しくFREETEL Keyという機能が搭載されている。起動ポイントを自分の好きなところに設置でき、スワイプアップランチャーよりも使いやすいかもしれない。
FREETEL Keyを設置する
FREETEL UI 設定の一番下にFREETEL Keyがあり、そこをタップし有効にするだけで使えるようになる。
有効化すると右側中央にボタンが表示され、タップすることで中央にショートカット画面が表示されるようになる。表示された画面以外をタップすると元に戻るので、スワイプアップランチャーよりも気軽に起動できる。
このFREETEL Keyは、自分の好きな場所に配置できるのも特徴。画面の中央以外の外周ならどこにでも設定でき、気軽に移動もできる。何をしていても画面上に表示され、いつでも起動が可能なため、邪魔にならない位置に設置するのが良さそう。アプリの上に設置してしまうと、そのままではアプリを起動できなくなってしまうので、右下にあるスペースに置いてみるのも良い。ただし、ここだと文字入力の時に邪魔になるので、その上のスペースかアプリ移動して空欄を作るのもあり。
しかし常に表示されているため、ゲームをやるときなどは完全に邪魔になる。そんな時には画面上で移動させるよりも、長押しして通知領域に格納しておくこともできる。再表示したいときには、上部から通知領域を表示してタップするだけ。
FREETEL Keyの使い方
FREETEL Keyの機能は検索をタップするとGoogleアプリが開く、右上の設定アイコンはFREETEL Keyの設定画面に行くのでオフにしたいときにはここから。ライトと電卓はそのままアプリが起動する。下にあるナビゲーションバーも、戻る、ホーム、タスク表示と同様に操作可能。音量アイコンをタップすると、着信音量、メディア音量、アラーム音量をそれそれスライドさせて変更できる。
設定アイコンをタップすると、6つの項目が表示される。明るさはタップするたびに替わり、自動回転、Bluetooth、現在地、Wi-Fiはオンオフの切替となる。スワイプアップランチャーのように長押しすると設定が開くという機能はない。モードは、バイブとサイレントの切替。
アプリのアイコンをタップすると、ここによく使うアプリを6つまで配置しておくことが出来る。+をタップするとアプリ一覧が表示されるので、配置したいアプリのアイコンをタップすると設置される。逆に削除したいときや配置を変えたいときは、長押しすると×と表示され削除可能になる。
画面の撮影を試してみる
画面の撮影をタップすると撮影モードが開く。画面の撮影は、音量ボタンと電源ボタンを同時に押すスクリーンショットと同じ機能。
画面の切取では四角く切り取るか、フリーハンドも選べる。フリーハンドは一筆書きになり、画面から手を放した時点で形が決まる。何度でもやり直すことが出来るが、2つの個所を切り取ることはできない。保存をするとギャラリーのスクリーンショットフォルダに格納される。
画面の録画を試してみた。FREETEL Keyを真ん中にもっていくと、外側に引っ張られているのが分かるだろうか。録画を終了する方法は上からスワイプし、通知領域を表示して録画を停止するをタップする。
スワイプアップランチャーと比較すると
スワイプアップランチャーならFREETEL Keyにできないこともできる。よく使うものの並び替えや、アイコンによっては長押しすることで設定を開けてとても便利だ。スワイプアップランチャーがあれば機能的には十分なので、FREETEL Keyは要らないという人も多いだろう。FREETEL Keyのメリットは、常にトップに表示されているので素早く開けるところと、自分の好きなポジションに設置できるところだ。
まとめ
FREETEL Keyを使ってみると邪魔になることもあるが、慣れてしまえばスワイプアップランチャーよりも便利に使えそうな気がする。まだ実装されたばかりの機能なので、残念なところがあるのも仕方がない。今後、長押しで設定に飛べたり、並び替えができるようになるなど、さらなるアップデートに期待したいところだ。
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