「arrows We」レビュー!豊富な機能で全世代に対応するスマホ

arrows We の売れ行きが良いのでどんなものか購入してみました。性能は高くないけれど、機能面ではAQUOSよりも使いやすいかも。

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スペック

型番docomo:arrows We F-51B
au/UQ:arrows We FCG01
Softbank:arrows We A101FC
サイズ高さ:約147mm
幅:約71mm
厚さ:約9.4mm
重量約172g
OSAndroid 11(出荷時)
Android 12にアップデート可
CPUQualcomm® Snapdragon™ 480 5G Mobile Platform
オクタコア(2.0GHz+1.8GHz)
メモリ4GB
ストレージ64GB
ディスプレイ約5.7インチ TFT
HD+ 720×1520
アウトカメラ約1310万画素(広角)
約190万画素(マクロ)
インカメラ約500万画素
バッテリー4000mAh
生体認証指紋認証
顔認証は非対応
SIMスロットnanoSIM+microSDカード(最大1TB)
SoftbankモデルのみeSIMにも対応
オーディオシングルスピーカー
イヤホンジャック搭載
防水
防塵
IPX5/8
IP6X
Felica
おサイフケータイ
対応
NFC対応
Wi-FiIEEE802.11a,b,g,n,ac
BluetoothVer.5.1
付属品冊子類のみ

カラーバリエーション

  • docomo:ネイビー、ホワイト、パープル、レッド(オンラインショップ限定カラー)
  • au/UQ:ローズゴールド、ホワイト、ブラック
  • Softbank:ターコイズ、ブラック、ホワイト

外観レビュー

約5.7インチの水滴ノッチディスプレイ。コンパクトサイズではあるが、厚みが少しあるため見た目よりは少し重く感じる。インカメラは約500万画素。

背面に、約1310万画素の広角と約190万画素のマクロカメラ、指紋センサーを搭載し、上部にはFelicaのセンサー。このカラーは、「arrows We FCG01」のブラック。

左側面に、SIMピンが必要ないSIMスロット。

右側面に、音量調節ボタンと電源ボタン。

上部に、マイク穴とイヤホンジャック。通知用のLEDインジケーターはなく、保護フィルムも張られていない。

下部に、マイク穴、USB Type-C、モノラルスピーカー。

付属品は、ご利用にあたっての注意事項とクイックスタートガイドのみ。保護ケースや保護フィルム、ACアダプタは別途購入する必要がある。

ベンチマーク

機種
プロセッサー
arrows We
Snapdragon 480 5G
AQUOS sense6
Snapdragon 690 5G
OPPO Reno5 A
Snapdragon 765G
Geekbench 5シングル:495
マルチ:1533
シングル:584
マルチ:1666
シングル:601
マルチ:1725
3DMark
Wild Life
9608281671
PCMark
for Android Benchmark
662371838273

一般的な使い方なら不自由しないスペックです。比較対象として「AQUOS wish」が同じCPUを搭載している。実際に比較はしていないですが、使いやすさは「arrows We」の方がよさそうな気はします。

バッテリーテスト

PCMark の Work 3.0 battery life で計測してみたところ、19時間16分という結果になった。電池残量20%までは、16時間15分ほど。バッテリー容量は4,000mAhと多いわけではないのに、コンパクトサイズのためか電池持ちはかなり優秀なようです。

充電速度を計測

充電器は付属していないため、15W以上のACアダプタを購入しておくのが良いです。電池残量を15%まで減らした状態から充電速度を計測してみました。

充電時間電池残量回復量回復差
開始時15%0%0%
30分48%33%+33%
1時間80%65%+32%
1時間30分97%82%+17%

充電速度も悪くない結果です。arrows Weでは、電池長持ち充電をオンにして85%までしか充電できないようにしておくこともできます。フル充電をするのはバッテリーに負担がかかるため、あらかじめ設定しておくと良さそうです。電池持ちは良いので制限しても十分使えるかと思います。

設定→バッテリー→電池長持ち充電をオンにする。

リバースチャージ対応

リバースチャージに対応しているのも確認しました。OTG対応ケーブルを持っていれば、arrows We本体をモバイルバッテリーのように使うこともできます。ワイヤレスイヤホンや、メインスマホを充電するサブスマホとしても活躍できる。

初期設定や使い方

arrowsオススメ機能にまとまっています。ホーム画面にある☆アイコン、もしくは設定から。

たくさんある機能の中でも、特にFASTウォレットを設定しておくと便利です。よく行くお店でポイントカードを提示して支払いまでをスムーズに行えます。FASTウォレットを起動するときには、FASTフィンガーやスライドイン機能も活用するのが良いです。

シンプルモードやジュニアモードなど、全世代に対応できる機能もあります。その他の使い方なども別記事にまとめてあるので参考に。

カメラ性能

カメラは、約1310万画素の広角と約190万画素のマクロ。インカメラは、約500万画素。

写真モードでは、右側に通常撮影とマクロ撮影の切り替え、上部のビデオアイコンで動画撮影の切り替え。ズームは2本指のピンチアウトで最大8倍まで可能です。

モードをタップすると切り替えられるカメラモードが表示される。Photoshop Express モードは、撮影した写真を自動で補正します。Adobeのアカウント登録が必要で、補正後の写真と2枚保存されるようになる。Live Auto Zoomは、被写体をスムーズにズームして撮影できる機能。

暗がりでは夜景と認識し撮影します。しかし、白飛びをしてしまうのであまり期待はしないこと。

カメラ機能

アウトカメラインカメラ
写真4:3 4160×3120●
16:9 4096×2304
1:1 3120×3120
Full 4104×1944
4:3 2592×1944●
16:9 2560×1440
1:1 1944×1944
Full 2584×1224
動画16:9 1920×1080(Full HD)●
16:9 1280×720(HD)
1:1 720×720
Full 1520×720
16:9 1920×1080(Full HD)●
16:9 1280×720(HD)
1:1 720×720
Full 1520×720
ズーム最大8倍
撮影モードPhotoshop Express モード
ポートレート
Live Auto Zoom
スロモ録画
ビューティー(初期設定はオフ)
Photoshop Express モード
ポートレート
ビューティー

●が初期値

SIM設定

SIMスロットは、nanoサイズのSIMが1枚とmicroSDカードが1枚入る。SoftbankモデルのみeSIMにも対応しています。楽天モバイルや格安SIMをいくつか試してみました。

試したのはauモデル「arrows We FCG01」で、povoは挿すだけで設定されます。他はアクセスポイント名を設定すれば通信できるようになりました。楽天モバイルで使うことを想定している人は、docomoモデルとSoftbankモデルは非対応になるようなので理解しておくこと。

ゲームの動作確認

ゲームゾーンに追加してあるアプリは、左下からスライドすることでゲームツールを起動できます。それぞれの項目のオンオフのほか、電池アイコン下のカメラアイコンをタップすることでスクリーンショットの撮影ができる。

ポケモンGOはAR+対応

Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)に対応しているため、AR+で遊ぶこともできます。

原神は遊べなくはない

グラフィックスの画質は低(デフォルト)になっています。カクつくこともありますが遊べなくはないです。ただし電池の消耗が激しいのであまりおすすめはしません。

PUBGの初期設定

グラフィックの初期設定は、クオリティがHD、フレーム設定が高。クオリティをスムーズにすると、フレーム設定はウルトラまで選択可能。普通に遊べるけれど画面が小さく視認性は良くない。

まとめ

エントリーモデルのため性能面では高くないですが、一般的な使い方なら十分なレベル。簡易表示ができるシンプルモードや、制限をかけられるジュニアモードなどもあり、全世代に対応できるのも特徴。コンパクトなサイズが良くカメラ性能を求めない人なら、とても使いやすいスマホになるかと思います。

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