Black Shark FunCooler 2PRO 本格志向のスマホ冷却クーラー

Black Shark FunCooler 2PRO は、Black Shark 以外のスマホでも使える本格派向きのゲーミング冷却クーラー。AndroidやiOSアプリにも対応し、ファン速度やライティング操作ができます。

冷却能力がさらに向上した新モデル「Black Shark FunCooler 3 Pro」が発売されています。

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本格的なペルチェ素子クーラー

Black Shark FunCooler 2PRO は、ファンがただ回転するだけではなく、高性能ペルチェ素子を採用し優れた冷却性能を発揮する本格的なスマホクーラー。大きな接触面と7枚のファンで、本体温度を約24℃下げる放熱能力があるという。さらにアプリと連動して、ファン速度やライティングの変更、AI温度制御によるファンの自動速度管理にも対応している。

対応デバイス幅67~88㎜のスマホ
Bluetooth4.2
対応アプリAndroid(ダウンロード版)
iOS(App Storeで提供)
出力電力5V2A以上
サイズ8.8 x 6 x 2.45 cm
4cm(クーラーアーム部含めた厚さ)
重量約93g(シリコンアームなし実測)
シリコンアーム1つは約3g
機能温度表示
ファンの速度管理
ライティング設定
スリープタイマー

Black Shark FunCooler 2PRO 外観レビュー

ケースの中には、本体とUSBケーブル、その下にアタッチメントになるシリコンアームケースが収まっている。

本体以外の付属品は、シリコンアームケースが2セット、USB Type-Cケーブル、専用アプリのQRコードカード、ユーザーマニュアル。ACアダプタは付属していないため、5V2A以上のものが必要。

本体内部には、7枚の羽根が付いたクーラーファン。上部には、電源が入ると温度を表示するデジタルディスプレイを搭載。

上側には特に何もない。側面は正面から取り入れた空気を左右に排気して冷やす仕組み。

下側に、USB Type-C パワーポート。

本体の接触面には透明保護フィルムが貼ってあり、使用前に剥がしてくださいと書いてある。シリコンアームケースは、形の異なるものが1セットずつ。

保護フィルムをはがした接触面は、つやのないゴムみたいな手触り。

シリコンアームケースを装着すると、少しゴツイ印象になる。

装着時の注意

装着するスマホは、Mi 11 Lite 5G で試してみました。側面中央付近に電源ボタンがあるため、凹のあるシリコンアームケースを装着してみたところ、クーラーとの隙間ができてしまいます。このままでは冷却効率が悪すぎるため、密着させる必要がある。

シリコンアームケースなしでも電源ボタンが当たってしまうため、凹みのないほうのシリコンアームケースを使ってみました。これなら傾斜があり電源ボタンに触れずに済みます。反対側はシリコンアームケースをつけなくても大丈夫。

Mi 11 Lite 5G に付属していたクリアケースを付けた状態でも取り付けは可能。冷却効率を考えるならケースなしの方が良いけど、ケースをしたままでも割と冷えてくれます。

OPPO Reno5 A にも装着してみました。OPPOスマホの場合が、電源ボタンと音量調節ボタンが左右に分かれているため、クーラーアームの位置を邪魔しない。ケース付きでもなしでも、シリコンアームケースを取り付けることなく使えそうです。

マイナスまで冷える冷却能力

本体をスマホに取り付けない上端で電源を入れていると、氷点下になるほどの冷却能力です。ディスプレイの表記もマイナスに対応している。

接触面を触ってみると、しっかり冷えていて結露になるほど。マイナス表記の温度は間違いではなさそうです。

専用アプリ「ブラックサメ装備箱」

付属していたQRコードカードを読み込むと、専用アプリのダウンロードページに行きます。Androidの場合は、そこからアプリファイルのダウンロード。iPhoneの場合は App Store が開き、そこからインストール可能。

Android版の場合、Googleストアにはなく自身でインストールする必要がある。Chrome(デフォルトのブラウザ)では、悪意のある野良アプリを不用意にインストールしないようにしてあります。そのため、設定から不明なアプリをインストールを許可の許可をする。Black Shark FunCooler 2PRO の公式アプリなので、危険なアプリではないはず。

Chromeアプリ情報の修正

アプリをインストールしたら、Chromeの設定を元に戻しておくこと。Chromeアプリの長押しからアプリ情報に進み、不明なソースからアプリをインストールの許可をオフにする。

スマホと接続

アプリはブラックサメ装備箱というおかしな名前。ブラックシャークをブラックサメと訳してしまっているようです。IOS版も同様の名前で、QRコードを読み込まなくてもApp Storeで検索しても表示されます。接続するときは、スマホのBluetoothをオンにする。アプリを開いて+をタップすると、接続するデバイスの選択画面になり FunCooler 2PRO を選んで接続。

ファン速度の変更と機能

接続が完了すると FunCooler 2PRO が表示され、ファン速度の変更ができます。FunCooler 2PRO >をタップすると、もっと細かな設定が開く。iOS版も特に違いはなかったです。

※一度接続がうまくいかずに、ファン速度変更が反応せず、タイムオフが表示されていない状態になった。Bluetooth設定から削除し、再接続することで改善しました。

ファン速度

  • 知恵: AI温度制御モード
  • 極寒:標準モード
  • 氷結:フル回転モード

デフォルトは極寒。知恵は自動でファンの回転速度が変わり、温度が上がっていないときには一番静かな運転が可能。氷結にすると、ファンがフル回転し冷却効果を最大化します。ただし、ファンの音は必然と大きくなる。

ライト効果設定

  • ライト効果モード:流れ色・呼吸・流れ・点滅・回転
  • ライト効果スピード:速い・普通・遅い
  • 配色スキーム:フルカラー

配色スキームに単色がないため、色の選択ができない。Black Shark 4 と接続したときには単色の選択肢があり、3色の変更が可能です。

タイムオフ

タイムオフは30分単位で、スリープタイマーを設定することができます。設定すると赤字でカウントダウンが始まり、0になるとファンがオフになる。Black Shark 4 で試したときはライトは消えたけど、このアプリからだと点いたままをオフにしておいた方が良さそう。再起動するときは、アプリからの操作はできないためUSBを一度抜いて挿し直す。

Black Shark 4 では、アプリをインストールする必要はなく、Gamer Studio の Shark Arsenal から管理できます。仕様は少し違うため別記事を参考に。

氷結モードで9℃を維持

PUBG: NEW STATE を氷結モードでプレイしてみると、バックバンドに表示される温度は9℃を維持してくれました。知恵や極寒モードでは11℃前後だったので、氷結モードにすると約2℃ほど下げられるようです。室温の関係と、使うスマホやゲームにもよると思うので参考程度に。

※画面上に表示されているのは、Mi 11 Lite 5Gのゲームターボからフローティング表示したもので、 ブラックサメ装備箱の表示機能ではありません。

Black Shark Magnetic Cooler

マグネットで簡単装着できる Black Shark Magnetic Cooler もあります。付属のプレートをスマホ側に張り付けて使用するタイプで、軽量コンパクトなのもメリット。ただし、アプリは非対応のためファン速度は固定、ライティングなどもない。プレートを張り付けるのに抵抗がなければ、こちらの方が使いやすいかも。

メタルプレートを別途購入しておけば、機種変更や複数台持ちにも対応できそうです。

※iPhone 12シリーズ以降のiPhoneであれば、MagSafeに対応しているためプレートを張り付けなくてもそのまま付きます。

まとめ

Black Shark FunCooler 2PRO の冷却能力は高く、パフォーマンスを維持したいゲーマーに便利なアイテム。対応幅は 67~88㎜ 以内のものなら付けられるので、ほとんどのスマホで使えそうです。

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