IIJmioのギガプランをiPhoneに設定してみました。eSIMなら開通に時間がかからないため、すぐに使えるようになります。
※iPhoneでeSIMのデュアルSIM運用すると、緊急通報(110/118/119)の発信ができない場合があることが判明しています。2021年12月14日(火曜)に配信されたiOS 15.2によって本事象が解消されることを確認しております。
ギガプランのeSIMは激安
IIJmioのギガプランは、eSIMの料金がとても安く設定されています。docomo回線のデータ通信のみだけれど、サブ回線としては最適。iPhoneなどeSIMを内蔵しているスマホを持っているならおすすめです。
- 2GB:440円
- 4GB:660円
- 8GB:1,100円
- 15GB:1,430円
- 20GB:1,650円
特に楽天モバイルをメインとしている人は、楽天回線エリアを気にすることなく使えるのもメリット。使いすぎる心配もなく、余ったデータ容量は翌月に繰り越せるので無駄もない。
eSIMなら即開通
申込ページから、新規契約→SIMだけを購入する→データ通信/eSIM→eSIM 2ギガを選択。
今回は、一番安いeSIMの2ギガプランを契約しました。0ギガプランも選択できますが、チャージして使うため2ギガの方が安く済む。
オプションの選択とお客様情報を入力し、申込内容の確認画面になる。5月31日まで初期費用が1円のキャンペーンをしていたので、2,999円の割引が適用されています。初月は441円となっているが、月額使用料は日割りの料金になるはず。SIMカード発行手数料の220円は、翌月の料金に一度だけ加算されます。
※キャンペーンは変更になることもあるので、IIJmioにて正確な情報を確認してください。
申し込み完了後に表示される項目で配達希望日というのがあるけれど、eSIMなので配送はされることはないです。今回は申し込みの4分後に「ご利用開始のお知らせ」のメールが届きました。メンテナンス中でなければ15分程度で連絡が来るとのこと。
iPhoneにeSIMを設定する
メールに記載されているアクティベーションコードURL、もしくはギガプラン会員ページから設定をします。アクティベートするサービスコードを選択し、決定するとQRコードが表示されます。これを読み込むため、iPhone以外のデバイスで表示する必要があります。
iPhoneをWi-Fiに接続し、設定→モバイル通信→モバイル通信プランを追加で、QRコードを読み込む。「”IIJ”からのモバイル通信プランをiPhoneに追加することができます。」と表示されるので、モバイル通信プランを追加をタップ。モバイル通信プランの名称、デフォルト回線、iMessageとFaceTime、モバイルデータ通信などを選択すると既に使えるようになっています。
デザリングの設定
デザリングをしたいときには追加の設定が必要です。設定→モバイル通信→モバイル通信プランのeSIMを選択→モバイル通信ネットワークにあるインターネット共有を手動で入力する。
- APN:iijmio.jp
- ユーザ名:mio@iij
- パスワード:iij
入力すると、設定にインターネット共有が表示されるようになります。
ギガプランeSIMの通信速度
通信速度を計測してみると、混雑する12時台でも40Mbps以上の快適な速度が出ていました。翌日の12時台は3.41Mbpsと落ち込みましたが、これだけ出ていれば不便を感じることはないレベル。新料金プランという事で、まだ利用者が少なく通信速度にあまり影響がないのかもしれない。ギガプランでは、爆速というよりも速度が低下しづらくなるようにチューニングしているといいます。料金が安くても、通信速度は今まで以上に期待しても良さそうです。
※通信速度は、計測する地域や使用状況などにより変わってくるので参考程度に。
初月はデータ容量も日割り
月の途中で契約したときは、月額料金が日割りとなり使えるデータ容量も日割りとなるので注意が必要。2GBプランを契約した場合、1日当たり70kbpsほどしか使えないです。契約してからすぐに使えるので、どれだけの速度が出るか気になるところ。通信速度の計測はデータの消費量が多いので控えておいた方が良い。
ギガプラン専用の追加データ量は、1ギガ220円と安く設定されています。ただし、まだシステムに組み込まれておらず、2021年6月以降提供予定となっている。ガッツリ使う予定ならば、後からプラン変更ができるので少し多めのプランを選択しておいた方が良いかも。会員ページからプラン変更の予約をしておけば、翌月1日より適用されます。
低速モードでも300kbpsの速度
IIJmioの会員ページ、もしくはIIJmioクーポンスイッチアプリで、高速/低速通信の切り替えが可能。データ容量を節約できる低速通信(OFFの状態)でも、最大300kbpsの通信速度が出るのもメリット。一般的な格安SIMの低速モードは200kbpsなので、1.5倍の速度が出ていることになる。しかも、はじめの一定量は高速通信の「バースト転送」を行うため、テキストメインのサイトなら表示速度はそこまで遅くない。
実際にスピードテストをしてみたところ、ダウンロードもアップロードも0.3Mbpsぴったりだった。データ容量を使い切ったときも、OFF状態と同じ最大300kbpsの速度が出てくれます。ただし、最直近3日間あたり低速通信利用で366MB超過時は速度規制がかかります。低速通信は、程よく使うのが良さそうです。
楽天モバイルとの相性抜群
楽天モバイルは使った分だけの従量制で、1GBを超えると1,078円の支払いが発生します。データ通信を使わなければ0円で済むので、IIJmioのeSIMを使った方が多くの容量を安く使える。2つの回線を使うときは、設定→モバイル通信→モバイルデータ通信にモバイルデータ通信の切替を許可という項目があるのを確認しておくと良い。
電波状況に応じてモバイル通信を使用する機能となるため、楽天モバイルを使いたくないならオフにしておく。楽天モバイルが無料期間であるなら、モバイルデータ通信を楽天モバイルにし切替を許可をオンにしておく。楽天回線が不安定なときには、IIJmioのeSIMが補ってくれるはず。
IIJmioのeSIMならdocomo回線エリアを使えるのもメリット。自分の活動エリアが楽天回線エリアに対応しているか気にすることもなくなります。
まとめ
IIJmioのeSIMなら、配送を待つことなく契約後すぐに使えます。料金は安くても通信速度は悪くないので、初期費用が1円のうちに試してみると良いです。キャンペーン情報はIIJmioを確認してください。eSIM内蔵のiPhoneを持っていないなら、楽天モバイルで発売記念キャンペーン最大20,000円相当ポイント還元というのもやっています。
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