
EaseUS RecExperts は、高機能なPC画面録画ソフト。録画しながら書き込むことや、スポットライト、ズームなど強調機能もあり、解説動画の制作に向いている。
※イーザスソフトウェアから依頼を受けて作成しています。
EaseUS RecExpertsの特徴

EaseUS RecExperts は、高機能なPC画面録画ソフト。特に解説動画の制作に向いている機能が搭載されているのが特徴。
- アノテート(書き込み)
- スポットライト
- ズーム
録画をしながら書き込みや強調などの効果を付けられるので、視聴者が理解しやすい動画を作れるかと思います。ただし無料の体験版だと、ウォーターマークがついてしまうのと録画時間は2分間までという制限がある。
ツールを販売しているEaseUSで、PC画面録画の方法をいくつか紹介しているので購入検討の参考にしてみてください。
アノテート(書き込み)機能

動画を撮影しながらアノテート(書き込み)ができます。
- 細ペンツール
- 太ペンツール
- 直線
- 矢印
- 四角枠
- 丸枠
- ナンバリング
- テキスト
- ホワイトボード
ペンツールは2種類あり、それぞれの太さを3段階で変えられ、色もカラーパネルから自由に選択できる。ナンバリングの上限はなさそうで100以上でも追加できるみたいです。テキストは、16px~72pxの選択が可能。書き込んだものは、アノテーションパネルをオフにすると一括で消去されるで、次の段階に行きたいときにも手間はかからない。
ホワイトボード機能があるのも便利で、録画中の背景を白くして書き込みだけに集中することもできます。書き込んだものはオフにするとクリアされ、もう一度開くとまっさらな状態から使える。フリーハンドの書き込みで説明したいときに良い機能です。
スポットライト機能

スポットライトは、一部だけを強調したいときに、他の背景を暗くして注目させる機能。マウスポインタを中心にスポットライトされるので、マウスで自由に動かすことができます。設定からスポットライトの直径を30%~70%まで変更しておくことも可能。ホットキーはF4に割り当てられているため、簡単にオンオフの操作もできます。
ズーム機能

ズーム機能はマウスポインタの周囲を拡大する機能。ズーム領域のサイズは、設定から25%、50%、75%の3つを選択できる。マウスポインタの位置で拡大されるため、ツールメニューから操作しないで、ホットキーのF10でオンオフをすると良いです。ズーム中にF11を押すとズームエリアをロックできるので、マウスを操作しても動かないようにもできます。
録画中はスポットライトと同じような表示になります。動画として再生するとしっかり拡大されているので、どんな感じになるか一度試してみると良いです。
マウスエリアを表示
設定から、マウスエリアを表示のオンオフもできる。色はカラーパネルから自由に選べ、サイズは20px~100pxの間で調整可能。マウスクリックを録画をオンにすると、左ボタンと右ボタンを押したときの動作も反映されます。初期設定ではマウスカーソルを表示のみオンとなっているので必要に応じて設定すると良い。
Twitterの投稿は、ビデオの出力形式をGIF画像にして撮影したものです。出力形式が多いのも特徴なので、簡単な操作を伝えたいときには便利に使えそう。
ホットキーの編集

設定からホットキーを編集することができます。Ctrl、Shift、Altと組みあわせた操作に割り当てておくことも可能。初期設定ではスクリーンショット以外はファンクションキーのみで操作できます。ツールメニューで操作するよりも断然便利なので覚えておくと良い。
エリアカスタマイズ | F6 |
録画を開始/停止 | F7 |
録画を一時停止/再開 | F8 |
アノテーションパネルを表示/非表示 | F9 |
ズームをオン/オフにする | F10 |
ズームエリアをロック | F11 |
スクリーンショットショートカット | Ctrl+Q |
スポットライトをオンオフにする | F4 |
ゲームの実況動画

ウェブカメラを映し出すこともできるため、ゲーム実況用の動画も作れます。表示サイズや位置は自由に変更可能。ちなみにウェブカメラの映像は、Snap Cameraでエフェクトをかけているだけで、内蔵している機能ではないです。
音声は、システムサウンドとマイクを録音でき、インズキャンセリングとオーディオブースト機能も搭載している。ただし自分使用環境だと、録画中に音が聴こえないという状況に。そのまま録画してみたところ、再生したときにはシステムサウンドとマイクの音はしっかり入っていた。ゲーム側の出力の問題なのか、接続機器との相性なのか、このままだと少し使いにくい。
あとは、ウィンドウを指定すると録画できていななかったりもした。また、ウェブカメラは毎回オンにしなければいけなかったりもするのも面倒。ウェブカメラをオンオフできるホットキーがあったら良かったかも。ゲーム実況用は別の録画ソフトも参考に。
簡単な編集機能付き

有料版では簡単な編集機能も備わっています。
- 前後のトリミング(分割機能はない)
- 再生速度の変更
- ウォーターマーク(画像も可)
- オープニングとエンディングのタイトル挿入
編集機能はおまけみたいなもので、前後の不要な部分を取り除く程度と思っても良いかも。タイトル挿入などもあまり使わないと思います。別のソフトを使うか、YouTubeにアップロードしてから編集をした方が良さそうです。
EaseUS RecExpertsの価格
EaseUS RecExperts の価格は少し高いです。
- 1か月ライセンス:2,629円
- 1年間ライセンス:5,269円
- 永久ライセンス:9,229円
無料版では録画時間は2分間のみとなるため、使いこなすなら有料版になるかと思います。買い切りとなる永久ライセンスを検討しているなら、高機能な動画編集ソフトEaseUS Video Editorのセット購入が良さそう。セット価格は40%OFFで11,867円となっていました。
そこまで予算がないなら、別のPC画面録画の方法を参考にしてみてください。
まとめ
高機能なPC画面録画ソフトで、特に解説動画の制作を考えている人におすすめ。書き込みや強調などリアルタイムに追加すれば、後から編集する手間がなくなるのは便利だ。また、ウェブカメラを使ったゲーム実況にも対応している。ただし、自分の環境では快適ではなかったです。どんな感じかは、とりあえず無料版を試してみてみるのが良いかと思います。
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